施工現場日記
漆喰を塗る、という時間
安曇野市の現場では、いま左官職人が漆喰を塗り進めています。
下地を整え、何度も鏝を返しながら、白い壁を少しずつ立ち上げていく。漆喰は湿気とにおいをやわらげ、年月とともに表情を深めていく素材です。塗り手の手の跡がほのかに残る壁は、光の角度で見え方が変わり、暮らしに静けさを添えてくれます。
機械では出せない、わずかな揺らぎ。その揺らぎこそが、住むほどに愛着のわく理由なのだと、現場に立つたびに感じます。
完成まで、もうしばらく。仕上がりを楽しみにお待ちください。